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2013年1月9日のインターネット

ソニーが中古ゲーム対策のための技術を特許化していたことが判明

 SCEJが2012年に「ゲームディスクにRFタグを埋め込んでゲーム機本体に認識させるようにする」という技術を考案、特許を申請していたことが判明。この技術が実用化されれば、最初にプレイしたゲーム本体以外ではゲームをプレイできないように制限をかけることが可能になる。

 同様の試みはすでにダウンロード販売では行われており、ディスクに対しても同様の制限が適用されてもおかしくない。今まではゲームソフトが複数のハードで使い回せるのが常識だったが、将来的に「ゲームは1つの本体でしかプレイできない」というのが常識になってもおかしくはない。

 いっぽう、別の中古対策として無料でゲームを配布し、別の付加価値を有料で販売する「基本プレイ無料」というシステムがある。こちらはソーシャルゲームではすでに常識となっているが、最近では専用ハードのゲームでもこのシステムを取ったものが登場しつつある。

 ゲームの中古対策はゲームメーカーにとっては頭の痛い問題だろう。ただ、中古販売を制限することについては当然ながらユーザーからの反発が発生する。プレイが終わったゲームを中古で販売して次のゲームを購入する原資としているユーザーも一定数おり、ゲームの売り上げに影響を与える可能性もある。さらに、ゲーム機本体が故障した際にどのように対処するかといった問題もある。ダウンロード版とパッケージ版を併売する任天堂のやり方は一つの解決策と言えるが、今後どのようになるか見守っていきたい。

青空文庫に対する批評に対し日本語学研究者が青空文庫を擁護する発言

 青空文庫に対する「青空文庫は誰かよく分からない人が原文を破壊している」という批判に対し、日本語学研究者が言語学的な見地から擁護。「原作を出版する」ことの難しさについて語っている。

 世の中に出回っている出版物のほとんどは、その現著者の文章をそのまま印刷しているわけではなく、何らかの形で編集者が編集を行っている。「原文を破壊している」という批判は編集者に対してもたびたびあるが、編集は「文書を読みやすく、分かりやすくする」ために行っているわけであり、また雑誌などの媒体ではその媒体ごとの制限もある。このような編集は絶対に必要だろう。

スーパーマリオブラザーズ3の「チートアイテム」のバランスは素晴らしい

 スーパーマリオブラザーズ3には「パタパタの羽」というプレイの難易度を大きく下げるアイテムや「ジュゲムの雲」というショートカットアイテムがあるが、これらの希少性や使ってもその後のプレイによっては意味が無くなってしまう、というバランスが素晴らしいという話。

 現在のマリオでも似たようなシステムが投入されているが、希少性ではなく「プレイヤーの意地」でそれを使わないという選択をさせているのが興味深い。いっぽうソーシャルゲームではあえて苦痛を感じさせるところを用意し、お金でそれを解決させるあたりが汚いというか。

ソーシャルゲーム規制はどうなのよ

 「未成年者が自覚がないまま多額の課金をされてしまう」というのは自分も嘘、言い訳だと思う。未成年者はそんな馬鹿じゃないですよ。これ以上大ごとになる前に自主規制団体を作ってしまって自主規制をするべきだとは思うわけですが、なかなか業界の皆様の足並みは揃いませんな。

Polaroid、マイクロフォーサーズ対応のAndroid搭載カメラを発表

 スマートフォンのカメラはさっと撮ってさっとアップロードできる手軽さがよいのだが、ミラーレス一眼でそのような使い勝手がアリかどうかが気になるところ。でもちょっと欲しい。

jQueryを利用するWebサイト、全体の過半数を超える

 JavaScriptライブラリのデファクトスタンダードとなった感。かつてはprototypeが目立っていたのだが、この差はどこで付いたのだろう。